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食堂レジから考えるSDGs~音声認識による多様性への取り組み~
セルフレジ
「デジタルの日」をご存じでしょうか?「デジタルの日」とは、日本のデジタル化推進に向け日本政府が創設した記念日で、2021年は10月10日-11日が「デジタルの日」になります。当社も賛同企業として参加し、「企業・団体の取組」にCoolRegiを掲載いただきました。
本コラムでは「デジタルの日」と掲載された取組内容についてご紹介します。
「デジタルの日」とは
日本政府は日本のデジタル化推進に向け2021年9月1日にデジタル庁を発足しました。「デジタルの日」はデジタル庁から今年初めて創設された記念日です。
デジタル庁の「デジタルの日」ホームページによると次のように解説されています。
CoolRegiが「人に優しいデジタル社会」のためにできること
CoolRegiの機能のひとつに、音声読み上げ機能があります。
音声読み上げ機能は、以前から現在の多様化社会に対して何か貢献できることはないかを探していく中で、お客様から「視覚に障がいのある方でも安心して使えるレジはないか」という声をいただたことがきっかけで実装した機能です。
音声読み上げ機能を導入した際の導入事例は以下よりご参照ください。
キャッシュレス決済により現金の識別、集計をする時間・リスクがゼロに! | レジシステム CoolRegi (クールレジ)
一般的なPOSレジシステムはボタンも多いため、視覚障がい者の方にとっては操作することや正しく操作できているか確認することが難しく感じることも多いと思いますが、CoolRegiは音声読み上げ機能だけでなく、シンプルな画面レイアウトとテンキーを連動させることで視覚障がい者の方にも操作しやすいアクセシビリティに配慮したシステムです。
機能面でまだ改善すべき点は残っていますが、導入店舗へお伺いし難なく操作されているところを拝見すると開発者としては大変嬉しく感じています。
これからもお客様の声に寄り添い、より使いやすいシステムに機能改善していきたいと思います。
SDGsへの貢献
昨今目にすることの多いSDGsについても我々のような企業がどの目標に取り組めばよいのか、どう実現すれば良いのか常々考えています。
あれやこれやと考えれば考えるほど、答えから遠ざかっていくような気持になっていましたが、実は「何かに困っている人」と「自分たちができること」を結び付けることで答えが得られるのだと学びました。
結果として、それが多様化社会への貢献にも繋がり微力ながらSDGsの目標の8番である「働きがいも経済成長も」に寄与できたのではないかと思います。
まだ検討段階ではありますがフードロス対策(SDGs目標12の3)として、CoolRegiにAIによる需要予測機能の追加を計画しています。追加機能のリリースをお待ちいただければと思います。
さいごに
2021年10月1日、社名がNTTデータ ルウィーブに変わりました。
ルウィーブは「光 Lux」と「紡ぐ Weave」を組み合わせた造語です。
これからも多様な社会、多様な人を繋ぐ(紡ぐ)サービスを提供していきます。