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AI学習済み食器セットをリリース~学習費用の45%を削減~

オートレジ

 CoolRegiのオートレジは画像認識AIを採用し、トレイに載せた食器を上から撮影することで、画像を判別して精算を行います。食器の色や柄、形といった特徴を基に食器を判別するため、食器を撮影し画像をAIに学習させる必要があります。そのため、お客様ごとに食器の学習が必要となり、費用がかさんでしまう傾向にあります。

 そこで、お客様ごとに食器を学習させるのではなく、学習済みの食器セットを準備することで、その問題を解決しました。

 

従来の学習プロセス

 画像認識AIレジをご利用いただくまでの大まかな流れは下図の通りです。お客様ごとに利用する全種類の食器画像を撮り、AIに学習させる必要があります。

 まずは、お客様と利用する食器を決めます。AIが認識しやすい食器を選ぶことが、認識率向上につながります。選んだ食器を用いて初期学習を行い、更にお客様環境で追加学習をすることで、画像認識AIレジのご利用が開始できます。

 お客様環境で追加学習するのは、光の加減や食後の汚れ方をよりリアルに学習させて認識率を向上させるためです。初期学習用の食器の画像は多くの枚数を必要とするため、一般的には1カ月ほどの期間がかかります。

 

AI学習済み食器セット

 そこで今回、予め弊社で選定した食器50種類を、食器セットという形でAIに学習させました。学習済みの食器セットを利用することで、初期学習を省くことが可能となり、より短い期間で導入できます。また、食器学習にかかる費用も45%削減することができました。

※削減される費用は「AI学習にかかる費用」のみです。また、食器自体はご購入いただく必要がございます。

※食器セットの50種類は弊社内での撮影を終え、ある程度の認識率を有しておりますが、お客様環境での撮影については認識率向上の観点から必要です。

 

食器セットの内容

 食器セットについては50種類の中からお選びいただければ、何種類ご利用いただいてもAI学習にかかる費用は変わりません。食堂で良く使われる大皿から小鉢、茶碗類を網羅する形で準備しております。詳細はお問い合わせください。

 

まとめ

 事前に学習させた食器セットをご利用いただくことで、学習費用の45%が削減でき、導入時間の短縮も可能となりました。50種類の食器セットにつきましては、食器のサイズ情報や実物も準備しております。食器セットではなく、こだわりの食器を使いたいというご要望につきましても、従来通り対応させていただきます。

 

 その他の機能は機能紹介よりご参照ください。また、お客様から多くお寄せいただく質問はよくあるご質問からご参照ください。